小田原早川の緊縛大会

 

3/9(土)は神奈川県早川のゆる〜い大会。

主催はテンカラ雑技団。メインに動くのは地元小田原の大木さん。おおきに。

雑技団といってもテンカラ竿の先で皿を回す人は誰もいない。

大会は自己融着テープで巻いた毛バリ限定である。ガン玉ダメ、テールダメ、ハックルがないとダメと両手両足を縛った中で釣る大会。別名緊縛大会。

放流されたニジマスやヤマメは金柑毛バリが有効なことはわかっていても、あえて使わないで釣るわけである。

28名の参加。朝9時、全員でヤマメを放流。今回はアルビノが多い。アルビノは目立つので放流された魚が着く流速や水深を教えてくれる。もっとも 、目立つので鵜の標的にもなりやすい。

トコローガである。早川の源流は箱根である。前日、箱根は雪。その雪どけの水が流れてきたのか、ウンスンである。

大会は午後1時から2時間である。午後になればいいのかと思えばダメダメである。

 

 

釣るのはあきらめ初心者2名の講習に。仕掛けを換え、アルビノのいる水深にとどく毛バリに換え、立ち位置を教え、誘い方を教える。

なんとすぐに釣れた。こういう場合、私が釣ったようで嬉しい。

結果、彼が優勝で賞品は早川の年券である。半分は私のものだからね。

数名の人しか釣れないという結果になった。つくづく天候、水温など自然条件が左右する釣りであることを改めて思う。

前日、前乗りして少し竿を出した。45cmのニジマスが唯一のヒットの1打数1安打だった。前日も条件がよくなかったことにくわえ、釣ったニジマスの背中に鵜に噛まれた痕が。

放流する魚が鵜にやられているかもしれない。こんなおおきなニジマスも食おうとすることに驚く。

鵜だって吞みこもうとするときウッ!なるだろうし、そもそもそんな鵜に食われる魚はカワウそうである。

大木さんや、雑技団のメンバーの協賛呼びかけのお陰でたくさんの賞品が参加者に渡った。ありがとうございました。