岐阜県石徹白川は私のフィールドの一つ。お盆明けからずっと梅雨のような天候が続いた。
9月8日の石徹白は予想どうり水が高く、水温はこの季節にしては極めて低い12度である。案の定、ウンもスンもない。
その後、真夏のような日が続き、台風14号前の17日に行ったときには水温は16度である。石徹白川のこの季節は煮詰まるように水温が上がる方がいい。
予想どおり活性していた。9月も末になると良型アマゴは期待できない。この日もイワナだけである。解禁以来、大勢に攻められ、抜かれているので魚の数は少ない。
なにより警戒心が強い。当たり前のところからはまず出ない。え!こんなとこしか出ない。
それも何度も何度も同じポイントに打ち返してやっと反応する。
三秒流し、三回流す「三×三の法則」では文字通り散々になるのは間違いない。
つくづく魚の気持ちはわからないと思った日々であった。 |