神流川のハコスチを釣る

 

11/5(土)群馬県上野村の神流川(かんながわ)に向けて朝5時出発。目的は関東のテンカラ仲間と引きが強いと言われるハコスチを釣るためである。

ナビどうりに行ったところ、中央道長坂ICから野辺山を経由して十石峠から上野村である。

十石峠は十酷峠であった。急登坂で狭くクネクネ。対向車とのすれ違いができない場所も多いので、来るな!と念じながら走る。

道は悪いが、今はまさに紅葉の盛り。日本の秋を満喫。私のシャツも紅葉で赤く染まる。

なんとか5時間で上野村に。皆さんから、よくあの道を来ましたねと言われる。地元の人も通らないようだ。

神流川の冬期C&R区間には6〜7年ぶりである。ここには引きの強いハコスチが放流されているとのこと。

魚はいっぱいいるが、連日攻められてスレスレ。毛バリと見るとフンと言う始末(タブン)

毛バリを取っかえ引っかえして、結果2匹キャッチしたが、どれがハコスチなのかわからない。

ハコスチには背中に発泡スチロールをつければハポ(コ)スチになるのに、などと冗談で思ったが、帰宅してから放流されているのはすべてハコスチということを知った。

事前に調べてなくては。

上野村のハコスチについて

https://fuji-blg.com/fishing/ueno-village_winter-fishing-field/4523/

 

 

箱島系ニジマス(メス)とスチールヘッド系ニジマス(オス)の交配種。ハコとスチでハコスチ。ただし、普通のニジマスとは区別がつかないとのこと。

キャッチした2匹ともサイズの割に引きが強いように感じたが、正直、これがハコスチなのか?

上記によれば、「釣り場に放流された魚は、余程その場の環境が良くないかぎり、日にちが経つにしたがってしだいに力が弱まっていくのが一般的」

なので、放流して1ヶ月以上たった魚はハコスチとは呼べないとのことである。

引きがそれほどでもないと思ったのは、私が釣ったのが1ヶ月以上たっていたからかもしれない。

ここは瀬がほとんどないプール状の釣り場である。掛けた魚が瀬に入り、流れに乗って下流に下ることがない。

流れに乗って下るニジマスのパワーは半端なく強い。ここではこれが味わえない。普通のニジマスでいいので、流れに乗って瀬の中をガンガン引きまわす方が面白い。

その夜は8名で不二野屋旅館に泊まる。適度な酒、適度な距離感で楽しい夜が更けていった。

帰りは十酷峠を避け、グルッと群馬県を北上し、上州屋佐久店で亀仙人に3年ぶりに会って帰ったので7時間かかる。

帰宅後、1時間のロード自転車トレーニングに。今のところ元気。