春の芝川交流会2020

 

3/21(土)は毎年恒例の春の芝川交流会。コロナのこともあり一時は中止を考えたが、何かと制限があり、気持ちが滅入る昨今、屋外でもあることから開催を決めた。

イベントは放流ものが対象であるが、50cmを越える魚が釣れる渓流は少なく、大物の引きを期待して参加する人は多い。

快晴で風もなく、花粉だけが舞っているイベント条件に恵まれる。ヘックション。花粉でまさに鼻ざかりである。ベストには点鼻薬と目薬。

9時には35名と犬1匹が集まる。例年より多い。芝川は東京から名古屋から約2時間の中間点であり、高速ICから近いので何かと集まり易い。関東方面からの参加者が増えているのを感じる。

武蔵野テンカラ会、略してむさ苦しいテンカラ会からは2名が。さらに事前のメールで参加したいと連絡のあった関東の2組のご夫婦も。

松田キクさんの関係の女性が2名。一人はロシアのマリアさんとのこと。マリアさま、釣らせてくださいとにわかキリスト教徒になる。

今回も直前放流である。理由は2つ。1つは鵜対策。事前放流すると待ってましたと鵜が食い荒らす。

2つ目は事前放流だと漁協が大変だからである。事前放流だと平日にこのイベントのために放流しなければならない。皆さん、正直、高齢者である。重い放流袋をもって渓流まで歩いて放流するのはシンドイ。

自分たちで分散して放流する方がいいという考えからである。漁協からは放流のお礼にと今回、お昼はシカ肉入りのウドンを作ってくれた。ごちそうさまでした。

 

 

大会はいつものような自己申告による大物1匹の長寸。写真も現認者もいらないゆる〜いルールである。

その前に講習を受ける人が7名。道具の説明、扱い方、キャスティングの基礎と練習である。講習のサポートをしてくれる人が増えたのもありがたい。

そのまま実釣講習へ。実釣はほぼマンツーマンである。ここへ、あそこへ、このようにと手取り教えるので、受講している人の腕はメキメキ。

この日は30cm以上の大渇水である。そのためか今一つ、魚の活性がない。解禁にあわせてアマゴも放流したそうだが、アマゴは1匹も釣れていない。アマゴはすでに鵜にやられてしまったかもしれない。鵜うぅ。。

優勝は東京の茶川さんの50cmである。本当は芥川さんなのだが、映画「三丁目の夕日」の芥川をもじって、茶川さんと呼ばれているというか、呼んでいるのは私だけなのだが。これにより岐阜勢の4連覇はならずである。

昼食後はフリーフィッシング。気温が上がった午後に期待したのだが、なぜか今一つである。私も少しだけ竿を出したが、ウンスンである。

魚は見えるのだが口を使う様子はない。渇水なので、魚がスレてしまったのだと釣れないい言い訳を考え、サッと諦める。根気がないのがとりえである。

田島さんから、夕方4時半を過ぎた頃から急に活性が上がったという情報が入る。30分の間に7匹。3つネットイン、4つバラシとのこと。魚の活性はホントわからない。わかっているのは諦めたらダメということだけである。

秋の芝川交流会を10/24(土)に開催する予定です。多数ご参加ください。

大将の独り言

タツおうのテンカラ万歳