テンカラキックオフミーティング2020

 

2/15(土)はテンカラキックオフミーティング2020。参加者は90名。2年ごとに開催していて今回で5回目であるが参加者はこれまでで最も多い。

実釣ではなく、ただワイワイやるだけなのにこれだけ集まることにテンカラへの熱を感じる。

ミーティングに協賛のエース釣具が新竿のシマノ渓峰NRを破格値で出し、その他のシマノのテンカラ竿も破格値とあって用意した竿はほぼ完売である。

 

バザー

バザーには様々なものが並ぶ。栃木の超大粒のイチゴが1粒100円で、その場で食べてもらうとか。

栃木の新米猟師のノムリエさんが自分で解体したシカの皮、ディアヘヤを提供してくれた。

毛バリにまったくこだわりのない、というか知らない私はこれが何に使われるのか知らずにテキトーに800円の値をつける。

ところが、知った人によるとこのディアヘアは獲ったばかりのため毛が丈夫で、フライマンには垂涎の素材らしい。10cm角でも800円ぐらいするのに、 襟巻きサイズなのに800円(驚)

というわけで、1つにつき8人くらいのじゃんけんとなる。こんなことなら小さく切り分けておけばよかった。

 

ブース

ブースには今回初出店の松田さんのキクナイフのブースが。アメリカやロシアの軍隊が使っているナイフもキクナイフとのこと。

ナイフに無知な私には良し悪しはわからないが数万円するナイフがずらりである。キクさんは懇親会のジャンケン大会で5万円するというナイフを提供してくれた。太っ腹である。身体も太っ腹だけど。

ニッシー西尾さんの竹竿とタモは年々磨きがかかり、もはやプロ級である。

中山さんの中通しテンカラ竿で釣った60cmのイトウの写真は見事。テンカラでイトウが釣れるのだ。

Master Tenkaraの映像をみてさっそくネットで購入してくれた人も多い。DVDとの違いを説明するのに田中さん、苦労する。

松富士の佐々木さんは、和風がま口からルアーまで。10個で2000円のルアーを買う。今年は海でブン投げるつもりだ。

虫除けのアロマの大谷さん。これまで何個か買ったのでさらに買うと全身に振りかけることになる。匂いで虫も寄らないけれど女性もね。

ソバ垣(高垣)さんのソバ打ちは目をつむっても打てる熟練の技である。以前、少しかじって挫折したが、水まわしがソバ打ちのキモである。

私のDSメチカラトレーニングは完売した。買ってくれた人はメヂカラがついてテンカラに役立つかも。本音は役立たないと思う。

 

講演は3つ。

「段戸川倶楽部の活動」は倶楽部事務局の田中さんが、釣り人が漁協と協力して段戸川を復活させる活動を紹介。高齢化した漁協のモデルになればと思う。

「モンタナ州のフライフィッシング」は長らくモンタナ州のフライショップで働いていた河合さんの紹介である。私も行ったことのある場所や地名が出て懐かしい。モンタナ州の州都はボウズマン。釣り人にはふさわしくない名前である。

川嶋先生の「南アルプスのヤマトイワナとニッコウイワナの見分け方」は、厳密には先生の専門のDNAでなければ南アルプスのヤマトとニッコウに分けることができないとのことである。

これまで、これはヤマトだ!と断定していたが、見かけではわからないとはちょっと残念。

 

 

第2部は懇親会である。できるだけガッツリ、炭水化物系を多くするようにお願いしたが、かといってホテルとしてはカレーとチャーハンと焼きソバだけで、これに魚肉ソーセージ にキャベツというわけにはいかない。

テンカラマンには不似合いなおしゃれな料理も出たので、30分もたたずに料理がなくなる。

となれば後のお楽しみはじゃんけん大会である。今回もこのために東京から参加した松富士の佐々木さんがいろいろな品を提供していただき、皆さんに潤沢に行き渡る。

 

じゃんけん大会

恒例のシマノのテンカラ竿のじゃんけん大会である。今回は4本である。最初はグーを繰り返して、勝ち残った一人がプライベイトで参加した海咲(みさき)さんとじゃんけんで勝てば 獲得。負ければイチから全員でやり直しである。

海咲さんが言う「最初はグーですよ」の最初はグーの意味が何回やってもわからない人もいて、クスッと可笑しい。

1対1になったとき「負けろコール」の中、緊張感がこちらにも伝わる。最後の一人になるのも難しい上に、やっとここまでたどり着いたのに負けたときのショックは大きい。夜うなされるとか、ガバッと跳ね起きる人もいるとか。

そうかと言えば無州さんは昨年の石徹白のミーティング2019でも竿を獲得したのに今回もである。じゃんけんの神様が耳元で勝つ手を教えているのだろうか。

渓流テンカラZLは、初参加のラーメン中野さんが獲得した。遠山川をフィールドにしている。

これまでシマノの竿を使ったことがなかったらしいが、渓流テンカラの良さがわかる人なので、尺ものを添えた写真を送ってくれるに違いない。

 

交流

今回、京都北山テンカラ会から杉原さんをはじめ4名、兵庫の播磨テンカラ会から中澤さんをはじめ2名が初参加で、テンカラの輪がどんどん広がっている。

京都北山テンカラ会、播磨テンカラ会とともに6/13-14に石川県白山でイベントを開催する。多くの方の参加を期待したい。

2年後が果たしてあるかである。私が生きていて元気でいればである。入れ歯はまだ1本もないので可能姉妹かも。

オヤジギャクを言うのは前頭葉が老化してギャグを我慢できなくなるからと5歳のチコちゃんが言っていたらしい。となると、さらに老化がすすんだらオヤジギャグの連発になるだろう。その場合はろうかごめんなさい。