レディーステンカラ講習会

 

コロナで延期になっていたレディーステンカラ講習会を8/22-23に開催した。場所は長野県開田高原MTおんたけ

今回の女性参加者は8名。昨年、参加した人からの「よかった!」「ギャグが・・」という口コミで、芋づるで増えている。参加者は芋か!

女性限定なのだが若い男性が一人いる? 女装していない。どうしても参加したいので、参加者の一人とカップルということにして特別参加。

10時から1時間、「テンカラを楽しむために」というテキストで勉強。初対面の緊張をほぐすために、このあとでテストします・・・・

コロナ警察に叱られないように室内では消毒、マスク、座席、換気に注意した。

その後は芝生の庭でキャスティング練習。標高1200mの開田高原と言えども今年は連日の猛暑で、この日も30℃超え。屋外はマスクなし。

お昼を食べてお待ちかねの実釣だ。場所は某小渓流。講習会で大事なのはケガ人を出さないこと。

今回は渓流を歩いたことがなく、かろうじてアマゴとアナゴの違いがわかるオナゴが4名。

ケガをさせずにテンカラの楽しさを知ってもらい、テンカラウィルスに感染させなければならない。

4人を西尾さんと私で担当。初日はドライフライを使用する。ドライフライテンカラ、略してドラテン。ドラ焼きのテンプラではありません、つまらないギャグに全員がシーン。高原に冷たい風が吹く。

どこに毛バリが飛んで、どこを流れ、どこで魚が出るかドライではわかるので、初心者講習ではマストである。

 

 

まったく雨のない連日の晴れで山は水を出し切っていて、この小河川も大渇水である。それでもイワナが毛バリを追い、毛バリをくわえる。そら出た!

しかし、肝心の合わせができない。ズルズルと竿を立てる人、慌ててアワワという人などで、初心者のいつもの光景である。

さて、これからと言うときに天気予報どおりの雷。雷は危ない。明日に期待して早めの撤収である。

カンパーイ。飛騨肉のバーベQは箸が止まらない。まず肉、そして肉、さらに肉、もっと肉を食べて、少しの野菜。「野菜たべなきゃだちかんぞ」の昭和のCMを思い出す。

その後は講習会で必須の毛バリ巻き。自己融着テープによるテキトー毛バリである。

魚は何もわからない。ゴムじゃないか。これは日本製か?などと思わないからね。明日は自分で巻いた毛バリで絶対釣るぞ!

その後は参加者の一人でイラストレーターのAさんがNHKの山番組で御在所を案内したDVDを見る。女性ならではのホッコリするイラストは大人気とのこと。

その後は私の荘川水系での「釣り百景」を見て今日の復習。明日の釣りに期待して深い眠りに。

明けての朝は快晴。今日も某河川に。今日のミッションは自分の巻いたテンカラ毛バリで釣ること。

2日目とあって、遡行もキャスティングも次第に慣れ、合わせがピタッと決まる人もいる。あいかわらずアワワで慌てる人も。

キャッチした人、手元でサヨナラされた人もいたが全員がテンカラウィルスに感染してミッションコンクリートで講習会は終了。

竿は何を買えば、仕掛けは? どこで釣れます? あっ発症したな。知ーらないっと。テンカラウィルスを拡散して、楽しみと友達の輪を広げてくれればと思う。

来年があるかは私が生きていて、元気であれば。バーベQで肉をたらふく食べた後、オニギリを4つ食べ、朝は山盛りご飯を2杯ペロリだったので、タブン、ある。