テンカラミーティング2019

 

5/18-19は岐阜県郡上市石徹白のテンカラミーティング2019。爽やかな5月の風が2日間の晴天を保証している。

平成の時代は雨男、嵐を呼ぶ男と言われたが、時代は令和である。私は晴れ男なのです皆さん。

2016年、2017年に開催し、1年あけて今年が第3回である。

参加者は実人数で55名、2日間で90名の参加。毎回アンケートをとる。真面目だけでは面白くないので例えば性別は男、女、ニューハーフである。誰か1名、ニューハーフに○をつけた。誰だろう。あの人かな?

今回は長野県からRukaとゆうなの若い女性が参加した。「若い」を強調したのでかって若かった女性 たちが激しく反応した。これくらい魚も反応してくれればもっと釣れるのに。

イベントの目玉はどこにある? ツノ出せ、やり出せ、竿を出せ、ということでシマノのMaystone1本とPack Tenkara3本のジャンケン大会である。

最初はRukaが相手である。竿はMaystoneとPackTenkara各1本である。

40名がジャンケンして勝ち残った1名がRukaに勝てばゲット、負ければ全員でイチからである。

Rukaはフェイクも入れて出す手を言う。それがフェイクかまともかを判断してジャンケンである。周りから負けろ!コールである。

Rukaはなんと10名の男を相手に勝ったのだ。実に強い。男をことごとく退けた。これからも男を退けるのだろうか。え? なに? 男とジャンケンは違うそうです。

40名いるなかで最後の一人に残るのも難しいのに、今回、最後の一人に残ることが2回あった人がなんと3名いたのだ。実にジャンケンに強いというか強運である。

では3名がゲットしたかと言えば 全員がRukaに負けてしまった。2回もチャンスがあっただけにショックは大きく、その夜、寝込んでしまった人がいたそうな。

この日、ゲットしたのはトヨタに勤め、ニッサンの車に乗り、甥っ子の名前がスバルで親戚がスズキというホンダさんである。

もう1名はバイクのスズキさんである。ジャンケンで運を使い果たしてしまったことが、この後に起こる。

2日目はゆうなが相手である。ゆうながジャンケンに弱いのか、素直でフエイクしないのかあっさり決まる。では、Rukaはフェイクがうまいのか。そこまでゆうなである。

竿をゲットしたのははるばる東京から参加した小池王妃とテンカラ雑技団代表の無州さんである。

講習会は1日目午前・午後、2日目の午前である。DVD「数か尺物か テンカラ新戦術」の高橋さんとそのだしの、弟子の石倉君、さらに無州さん、西尾さんというここでしか受けられない講習である。

1日目は私は初心者4名である。竿の扱い、渓流の歩き方、キャスティング、ポイントの見方、ルールとマナーなどの基本である。

アタリと合わせまでレクチャーする時間がなく、ピックアップしたら掛かってました、バレましたの連続である。アタリの取り方、合わせについてもレクチャーすればよかったと反省。

2日目の午前はキャリア4名に講習である。激戦区でどうすればいいか、私はこうやってますという披露である。

そこは昨日はおそらく5名以上、今朝はすでに2名が竿を出しているところである。そんなところでどうすれば釣れるのか。

人がやらない、やれない、そんなところに魚はいないと思っているところを攻めることにつきる。え?そんなとこに? まさか。

石があり、隠れる場所があり、そこにエサが流れ込む場所、つまり「うけ」があれば魚はいると考える。うけ狙いである。うけ狙いでギャグを言うと滑ることがあるので慎重に。

ではやってみますと毛バリを打つと、かねての打ち合わせどおりに22cmのイワナ。顔はホラね!のドヤ顔であるが内心はホッである。

ピンスポットに入れるにはキャスティングが大事である。そのための竿は、ラインは、ハリスは・・・。

見切りを早く。ポイントに入れば一投目で出る。少なくとも三投目までに出る。それで出なければいないか、いても食い気がないと判断して、さっとポイントを変える。

点で釣る。テンカラからは点カラである。点でカラっきしダメなこともあるけれど。

こんなことをレクチャーする。私が顧問をしていた愛工大フィッシング部員だった加藤君は狙いどうりのポイントで2匹釣る。手前味噌だが、レクチャーがなければボウズだったろう。

受講した川瀬さんから夕方、これもその日、何人も通った後、点の釣りで7匹釣れましたと連絡がある。こういう連絡が一番うれしい。甘いものを貰うのはもっとうれしいが。

2日間楽しく過ごしました。石徹白漁協の協力に感謝します。

マーキーのブログ

大将のブログ

カメ仙人のブログ