コスミック出版のロケ

 

シーズンもあとわずかという9月19日、コスミック出版のロケがあった。もう後がない9月末である。さすがにこの季節、アマゴの良型という無茶は言われず、この日はイワナ狙い。

場所は長野県中央アルプス太田切川水系である。標高1600mなので水は冷たく、さらに朝が冷え込んだため、午前中はキャスティングなどの写真と動画撮影にあてる。

水温が高くなった昼過ぎから25cmサイズのイワナがポツポツと。今回は写真だけでなく、マイクをつけて解説しながらの動画撮影もある。

流れに直角の位置を立ち位置にして、ラインをまっすぐに立てて流すとアタリがわかります。ホラね。

上流に向けても誘いが掛けられます。ここにはいるけれど、深いので水面に関心がない。こんなときは毛バリが動くように激しく竿をあおる。毛バリがヒョコヒョコ動くので、毛バリに気づいて食います。ホラね。

解説中にその通りのヒットシーンがいくつか撮れたのは私にしては奇跡である。DVDつきで来年1月発売予定とのことである。テンカラ、フライ、ルアー、餌の渓流釣りMOOKである。

標高が高く河畔の木々はすでに黄葉しているものもある。出版社にも都合があるのだろうが、切羽詰まった9月末ではなく新緑の渓流で撮影してほしいものである。