トラウトフェスタ川越2018とインジケーターテンカラ

 

冬の風物詩、埼玉県川越のトラウトフェスタ2018に今年もシマノの人で参加。

当日は急に冬のような寒さになり(冬なんだけど)、ときどき冷たい風が吹いたのは決して私のオヤジギャグのせいではない。

フライのイベントなので来場者はほとんどがフライマンである。テンカラはシマノが唯一の陸の孤島。完全アウェイである。

孤島で一人寂しいだろうと、今年も大勢のテンカラファンが来場してくれました。ありがたいことです。

シマノはテンカラとタブルハンドのロッドを展示しているが、シマノの担当者の話ではブースを訪ねる人は9対1で圧倒的にテンカラとのこと。

私もそう思う。とくに若い人の訪問が印象的である。それに女性が多い。美人が多い。いや、多いのではなく全員美人である。ついつい私もチカラが入る。

今年、もっとも若かったのは武蔵野テンカラ会のメンバーの子供、ひろむ君である。小学校4年生。テンカラが大好きで私のDVDを見てくれているという。

キャスティングがうまい。本流テンカラ4.4mはさすがに子供では重いようだが、ダブルハンドなら綺麗にキャスティングできる。テンカラ王子に認定である。

若いといえば吉田毛鉤の吉田孝さんと長女が訪問してくれた。さすがにカエルの子はオタマジャクシである。娘さんが巻いた毛バリをいただいた。

孔雀胴とグリズリーの毛バリである。すでに東京トラウトカントリーでも娘さんの巻いた毛バリが売られていて、娘さんの毛バリをほしいという人が増えているとのこと。二代目吉田毛鉤の誕生である。

 

 

12時から30分の講習である。孤島のテンカラなので講習に集まるか心配するがサクラで来てくれた枯木サクラさんをはじめ、大勢集まってくれたのはありがたい。

本流テンカラ、渓流テンカラ、Packテンカラがあればすべての渓流をカバーできるがや、フライテイストのメイストーンもあるでよ、など名古屋弁でロッド説明(名古屋弁ではしません)

さらに冬のテンカラとしてビーズヘッド毛バリと、インジケーターを使用したテンカラなどの説明も。

4月からのオンシーズンのテンカラだけでなく、一年中テンカラを楽しむためのオフのテンカラ紹介である。

その一つがインジケーターをつけたテンカラで、ラインがフケるなどの変化でアタリを取ることができればいいが初心者には、アタリがなかなかわからない。

そこでインジケーターをつけると、インジケーターがピョコッと引き込まれアタリがわかりやすいので初心者にお奨めである。

オンシーズンのテンカラだけがテンカラだ、そんなのテンカラじゃないと決め付けずに、テンカラの竿とラインで遊べる楽しみ方の幅が広がれば、寒い冬も管理釣り場でテンカラが楽しめます、そんな紹介である。

イベントの翌日、つり人社の取材があった。テンカラ初心者の女性がポンドではなく、自然渓流の管理釣り場でテンカラで釣るものである。

テンカラがほぼ初めての女性であるがインジケーターテンカラでバカバカ釣って、「超楽しい・・・」詳細は12月25日発売の「つり人」をご覧ください。

吉田毛鉤

ノムリエ

タツおう

武蔵野テンカラ会(デジブック