おすすめ掛川茶

 

静岡県は茶園の面積、収穫量で全国の約40%を占めている日本一の茶どころである。名倉川のイベントにはるばる静岡の掛川から参加した後藤さんは、掛川市の お茶振興課に勤めている。

後藤さんが、写真の「Chabacco」を持ってきてくれた。タバコのギャグである。私はこういうのが大好きである。しかも、チャバコの味は、あなたの周りの人・・・・タバコの害ではなくお茶の益が書いてある。ギャグ好きにはたまらない。

中身は粉末茶のスティックである。イベントの時、全員にスティックを配ってくれた。1本で500mlのペットボトルがすぐにお茶になる。水さえあればお茶が飲めるのでこれからの季節、便利である。

 

 

私は茶どころ静岡の、それも茶っ切り節で有名な清水の生まれである。それゆえ私は大のお茶好きである。1日に5〜10杯は飲む。茶の取り寄せは、掛川の某社の通販を利用している。

そのため、カフェインに強い。夜中、眠れないとき起きてお茶を飲むくらいである。お茶を飲む習慣のなかった家内はからっきしダメである。午後、飲んだお茶で夜中の3時まで目がパッチリである。

小さい頃からお茶を飲む習慣があった。私の家では毎度の食事のときに、家族の湯のみにお茶が満杯に用意される。それも湯のみの底が見えないような濃いお茶である。これを小さい頃からあたり前に飲んでいた。

「美味しいお茶を飲むのは幸せなことだよ。三度、三度のことだから」これがオフクロの口癖だった。たしかにそう思う。酒は飲めないが、美味しいと思って毎度、お茶を飲めるのだから。

静岡のお茶は美味いと思う。全国どこにも茶どころはあるけれど静岡のお茶が一番である。飲み比べるとわかる。

私はお茶も料理のうちと思っている。どんな値段の高い有名な料理を食べても、最後に出されるお茶がただの色つきのお湯だったりするとがっかりである。あぁ、この店はお茶は単に口の中をすすぐぐらいにしか考えていないのだ。

今は新茶の季節である。静岡茶の新茶の香りと甘さをぜひ味わってほしい。お茶ってこんなに甘いんだとわかるのは幸せである。

それには手順がある。絶対に熱湯はダメ。70℃くらいまで冷ます。湯のみを持ったとき、湯のみが熱い!のはダメである。

お湯を入れたら30〜40秒待つ。ラーメンが3分だからそれに比べれば待てるだろう。そして急須の最後の一滴まで絞り切る。湯のみの内側は白に限る。お茶の緑がよくわかる。

急須で飲むお茶が、お茶である。あぁ、美味い。幸せ・・今晩も新茶だ。