テンカラ大忘年会

 

12月16日(土)は新城市(しんしろ)やまびこの丘での大忘年会。ことさら大というほど大ではないけれど大。目的は交流とバザーであるが、飲むのが目的という人がほとんど。

毎年、例年、忘年会をやって20余年である。バザーの売り上げを放流基金にしたり、次回イベントの資金にしている。今年は忘年会初参加の6名も含めて30名であった。

バザーは酒のたぐいからテンカラ用品までなんでもあり。今回は、この日のためにお金を握りしめてきた中野さんが競合他者とのいくたのジャンケンでひとり勝ち。残念、来年の運をここで使ってしまったね。

自称、公認会計士の田島さんの会計によればバザーの売上げは4.5万円だが、二次会の酒も買ったので次回のイベントに回せるのが2万円とのこと。

二次会の酒は半端な量ではない。あらゆる種類の酒があるので酒好きにはたまらないだろう。夜は更け、翌日になり、そろそろ早起きの年寄りが起き出すころまで宴会は続いた(ようだ)。

まったく飲めない、一滴も飲めない私は宴会でノンアル3本飲んで、二次会でノンアル4本飲んで、そのために夜中にトイレに4回起きた。

そのうえ、ライオンの檻の中にいるようなイビキでうつらうつらの朝を迎えたのだった。寝不足の割には朝ご飯がうまくてがっつりお代りしたけれど。来年もやりましょう。

 

 

翌日ははるばる埼玉と千葉から初参加したノムリエさんとタツおうさんを地元、豊田市にある野原川管理釣り場に案内する。途中の峠の段戸トンネルは雪。峠の気温は−3℃である。

ノムリエさんはかってソムリエが職業だったらしいが、酒が好きなのでソムリエを辞めてノムリエになったとか。

ここは2kmにわたりテンカラむきの渓相が続く仕切りのない自然渓流の管理釣り場である。一人2500円で7~8匹ニジマスを放流してくれる。オフシーズン、10月は活性が高いのでテンカラがおもしろい。紅葉の11月もまだまだ遊べる。

ここのいいところは釣り人がいなければどこで釣りをしてもいいことである。このため、残りマス狙いで2kmを釣りあがることができる。持ち帰り自由なので残りマスをどっさり釣る餌師もいる。

さすがにこの日は雪の降る日とあって魚の活性がないというより、寒すぎて我らの活性があがらない。

タツおうさんのカブトキャップは、第2東名の長篠設楽原(ながしのしたらがはら)PAで買ったとのこと。織田信長の長篠の合戦の地である。カブトの後ろが風よけになって暖かいとのこと。孫に買ってやろう。

この日は我らが今年最後のお客ということで、3人で30匹以上放流してくれた。しかし水温は4℃。10月から11月の初めは放流した7割を釣ることできるが、この日は3人で10匹越えたかどうかである。

そんな中、ノムリエがパタパタと。アタリバリは小さい18番くらいのハリに小さいビースヘッド。ハックルなしで、黒ゴマを2つくらいつけたくらいの胴。

こんなのは水の中をしょっちゅう流れているだろうにどうして区別がつくのだろうか。来年の毛バリのヒントにしよう。憶えていれば。

ノムリエのレポート

タツおうのレポート