6月11日は上州屋松本インター店の講習会。インターから1分で交通の便がいい。朝11時からというのに10時の開店前からドドッドット。駐車場はほぼ一杯。店はせいぜい20人も集まればと思っていたようだが、なんと主催者発表で35名である。
デモや集会では主催者発表と警察発表がケタ違いに違うが、この主催者発表は正確である。よってイスが足らず立ち見である。お疲れ様でした。
長野県では佐久店を皮切りに、昨年が川中島店、そして今年が松本店である。去年まで2年連続だったので今年はそんなに集まらないだろうという店の予想を上回る人数で、さすがに海なし県だけにテンカラが熱いのだ。
東京は八王子から。よく見ると今回もはるばる岡山から講習に参加した人もいるし、黄緑のレベルラインテンカラのTシャツを着た人とか。お願いしたわけではないがテンカラ教室桜組である。
いつものようにテンカラウィルスが付着した毛バリを配ることから始めた。なにせ熱い人が多いので質問も多く、予定の2時間があっという間にオーバーして、毛バリ巻きを含め2時間半の講習であった。
で、実釣はないのか? その後、希望者は奈川渡ダム上流の奈川で実釣にGOである。事前に実釣もありますとPRすると、すごい数が集まって収集がつかないという判断で店は告知していなかったにも関わらず、なぜか情報がもれ(もらし)準備万端で集まった人が15名。
ここ奈川も渇水の上に、川の規模からして大物は期待できないが、秋口には下流のダム指しのヤマメが出るそうである。
この日はウグイ大王の高垣さんが好きなウグイが産卵のために集まっていて、こしゃくにもライズしたりする
。これをヤマメやイワナのライズと勘違いした人はしきりに毛バリを打っていたが、ライズを見て即ウグイとわかるまでにはもう少し修行が必要なのだ。
今日が2回目のアメリカライオンのグーガーさんはすっかりはまってしまい、この日、講習会でもらった毛バリから感染し、翌日の日曜に尺ものを釣ってすっかり発症したとの連絡が
あった。
さすがに6月中旬。陽が長く7時に解散である。そこから大町へGO。
武蔵野テンカラ会のうち8名が黒部ダム下に入ったその夜に合流である。
開口一番、おおまちしていましたと定番のオヤジギャグで迎えられる。そして「歓迎光臨即焼肉大食完食腹満腹」である。食べた、食べた。メンバーが驚くほど食べました。やっぱり元気のもとは肉でショ。
三枚おろしのイワナのテンプラも揚げたてフワフワで美味かった。
その夜はメンバーの女性2名と同室ということでどうなることか。暑がりなのでパンツ1枚で寝たが、アヤマチもなく静かな朝を迎えたのだった。
今日は一度やってみたかった私のわがまま提案で梓川のブラウン狙いである。実は提案したのに梓川はまったく初めて。でかいブラウンがいるということなので釣ったも同然で、ブラウン退治にGO。
ところがである。行ってビックリ見てビックリ。川は大渇水。白い平水線から30cmも低い。瀬の石裏などを探ってもウンスンである。ではということで波田役場近くに移動。あてずっぽうに入るとトロ瀬がある。
やはり30cm減水である。渡る世間に鬼はないものの、渡る瀬にもアタリはない。これは瀬にはいないな、テトラしかないぞ、テトラはドコラと探しているうちに時間切れ。
リーダーのOさんが上流の護岸テトラで40cmクラスを掛けて、久しぶりの糸鳴りを聞いた後に0.8号がブチッ。黄色かったとのことなのでブラウンに認定。毛バリはカディスとのこと。
このような大きな川はいきなり当てずっぽうで入ってもまずダメである。どこがいいか実績を積むのに時間が掛かるので、老い先短く、実績を積む時間のない私は梓川を二度と行くもんか川にリストアップしたのだった。
次回の長野は7/16(土)大町で親子テンカラ教室、7/17(日)北の安曇野会員交流会です。会員でなくても誰でも参加できます。
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