春の芝川講習会

 

家を出るときには無風快晴のポカポカの予感だったのに、芝川に近づくにつれ、またまた天気がおかしくなって、着いたときには富士山も見えない 今にも降り出しそうな寒空に。今回も晴彦さんが参加したが彼の神通力もかなわなかった。

今回はでかい成魚を入れましたという漁協の特別な「協力」なのだけれど、放流地点以外には魚の姿が見えず、どうした芝川という講習会になってしまった。

今回の参加者は22名と犬1匹。毎回なぜか犬の参加がある。それで1匹しか釣れないのか。ワン!

今回はアルビノを放流したとのことで、ならばアルビノを釣った人にアルビノ賞を設けることにしたが、私が言うことなので冗談と思ったようだ。日頃、冗談しか言わないので、狼少年と思われているのだろう。しかし、しっかり釣ったムッシュさんには、私からいいものを送りました。

アルビノは目立つので、鵜の格好の餌になるらしい。今ごろは鵜に食べられたかも。50cmくらいの巡回しているアルビノを釣ろうとひっきりなしに毛バリを投げるが、見向きもしない。そこに今日が初めてというSさんが、ポンと打った毛バリにバコン。無心こそテンカラの極意。

アルビノとは言えニジマスである。その引きに驚き、魚と引っ張り合いをしてしまったのでバラしてしまう。なにせ講習中に1匹の魚も釣れなかったので、取り込みの講習をしていなかったからだ。おそらくSさんにはオレンジ色が当分、目から離れないだろう。

アルビノだけにどこに逃げたかすぐわかる。あれだけ引っ張られて痛い目にあったのに、元のところに戻ってまた流下する餌を食っている。野生ならすっとんで逃げるのに放流魚には野生はないのだろう。

一宮の久保さんが、上流で60cm近いピカピカのニジマスを釣ったようだ。とてもタモに入りきらずに手で押さえたとのこと。数は少ないが、なかには野生化した大物がいるようだ。でも型はほどほどでいいので、頻繁にアタリのある芝川がいいなと思う。

帰りは例によって実家のケーキ屋でケーキを食べてもらう。帰途の東名は予想どおりの渋滞である。第二東名の豊田から浜松までは2015年末には開通するらしい。もう少しの辛抱。

翌日は浜松アリーナでプロバスケットボールの試合観戦。初めてプロのバスケットボールの試合を見た。さまざまなエンターテイメントで観客を飽きさせない音楽、映像、チアリーデング。 私にはチアが当分、目から離れないだろう。

帰途、前日に増しての渋滞。浜松から4時間かかって、もうウンザリである。

3/26からBS釣りビジョンで「こちら東海です」の放送が始まります。DVDをコピーします。ご覧になりたい方は送りますのでメールでお知らせください。貢物はいりません。!(^^)!