クリストフのテンカラ

 

7月11-12日の芝川のイベントが延期になったところへ、フランスのテンカラマンのクリストフが来ていて、私と一緒にテンカラをしたいとの連絡がアジャリ君からあったので、石徹白へGO。

年齢は41歳とのこと。住んでいるのはノルマンディーらしい。彼曰く、ノルマンディーはパリのほかに日本でもっとも有名なフランスの地名。たしかに映画「ノルマンディー大作戦」や「プライベー トライアン」で有名である。

地元にはそこにしかいない固有の黄色いブラウントラウトがいてテンカラのターゲットらしい。ときどきアルプスまで行くという。

さっそく彼と一緒にテンカラである。竿はニッシンの3.3m、ラインはフロロの3.5号。ハリスはフロロの0.6号であった。自作の毛バリを綺麗に巻いてあるが、どうせならと私の毛バリを使ってもらう。

視力はいいようだ。偏光グラスは使わない。

上手。粘らない。見切りがいい。このため私と釣りのテンポが合う。一緒にいる間に14、5匹は釣ったように思う。

糸フケのアタリもとれる。ただポイントの判断が大雑把で誰でも打つポイントは必ず打つが、ポイントの見逃しが多い。彼のやった後からここもポイントだよと教えてあげる。誘いのテクニックはしない。

おそらく母国では細かいところを打ったり、誘いを掛けなくても出るのだろう。

どこでテクニックを知ったのか?と聞くと、私のDVDからとのこと。テンカラに言葉はいらない。見ればわかるからだろう。どうりで3秒、3回の3の3の法則(散々の法則)でテンポがいいはずだ。

タックルはWebで購入するようだ。竿はニッシン、ダイワがあり、あとは中国製らしい。シマノの知名度はまだないようだ。

フランスのテンカラ人口は? おそらく2000名以上ではないかとのこと。おそらくこれから増えていくだろう。ヨーロッパ全土にテンカラが広まっている。やがてトラウトがいるところはどこでもテンカラのフィールドになるだろう。

 

余談(余計)

ターミネーター/新起動ジェネシスを封切りの日に見に行った。ターミネーター1、2の発想のすばらしさに感動したが、もはやハチャメチャである。途中で寝てしまった。見なければよかった一つにリストアップである。

アイアンマンもそうであるが、シリーズものは第1作を越えることがなく重ねるほど酷くなる。日本では柳の下にドジョウはいないが諺であるが、もっといるのでないかと、ほじくり返しているようにしか思えない。