石徹白フィッシャーズホリデー2015

 

今年で石徹白(いとしろ)フィッシャーズホリデーも15回目である。私は20世紀から人寄せパンダで参加している。今年は、ほぼ去年並みの参加者だったようだ。バーベQも昨年と同人数だったとのこと。

今年もバーベQをバカ食いした。肉、肉、肉・・・少し野菜、肉、肉、肉・・の繰り返し。その間にオニギリを2つ食べ、前田さん差し入れのアンコ玉のようなアンパンを2個食べ、再び、肉、肉・・最後のシメに渡辺さんからオニギリをもらって、やっと腹が収まった。ゲフッ。

こちらは食べるだけで、かたずけもしないが、毎年、準備からかたずけまでしてくれる石徹白の人達に感謝です。

テンカラの講習希望者も多かった。遠路は広島から来たカップル。瀬戸内海が目の前なのに、何の因果かテンカラを知ってしまって、はるばる石徹白まで来たのだった。たしかに中国地方では中部ほどの渓流はないから、メッカ巡礼もわかる。

それだけにしっかり学びたいという意志がナマコ、ではなくマナコに出ていて、こちらもどうしても釣らせてあげたいとチカラが入る。

講習のときには残念ながらアタリはあってもフッキングできなかったが、翌日は4匹と1匹釣って喜んで広島に戻っていった。今ごろは広島焼きを食べてるじゃけん。

翌日の講習では、川遊びMAPの講習会に参加した女性のSさんが、散々、人が通った後で27cmのイワナを釣って、その瞬間にテンカラウィルスがジュルジュル入っていったのがわかった。もう、生涯、テンカラから離れられない。知ぃ・・らないっと。

さて、今年から釣っていい数が10匹となった。これには賛否が分かれるようだ。私は10匹は厳しいのではないかと思う。初心者からベテランまで様々な人がいて、さらにテンカラ、フライ、ルアーと異なるので、どこに線を引くか難しいところだが漁協は10匹と決めた。

条件にもよるが、テンカラのキャリアの人なら10匹は1時間足らずの人もいる。これで1日が終わらないように3匹で休憩、5匹で居眠りなど工夫の余地はあるが、1日遊ぶとなると10匹は少なすぎるように思う。私は20匹ではどうかと思う。何の根拠もないが、20匹であれば1日を楽しめる数のように思う。

というのは、あっという間にリミットを釣ってしまって、1日、遊べないならもう来ないという人が何人もいたからだ。高い高速料金とガソリン代をかけて来ている。遠路の人ほどその負担は大きい。本流は匹数制限はないといっても、6月にならなければ本流での釣りは難しい。

釣り人の数が減って漁協収入が減るのが心配である。匹数制限で魚は増えても、収入が減っていくなら漁協の存立にもかかわる。魚も大事であるが、それ以上に、よって立つ漁協を心配する。

魚も増やし、釣り人も増やす。少なくとも減らさずに両立させる匹数として20匹はどうかと思う。検討していいただければありがたい。