富士山を眺める

 

静岡県の富士宮から、暮れゆき、明けゆく富士山を眺める機会があった。高校まで富士は身近な山であったが郷里を離れてしまうと、上京の折、新幹線の車窓から眺めるだけになった。それだけに富士が見えればラッキー、何かいいことがありそうに思える。

定点からじっくり眺めると、チラッと見るだけでは味わえなかった感動があった。時間と天候によって千変万化する富士はやはり日本一の山である。昔の人が手を合わせた信仰の山。拝みたくなる気持ちがわかる。

いつまでもこの姿でいてほしいものだが・・・