一足早い紅葉

 

札幌の孫のところで爺ちゃんしてくるついでに、テンカラをというわけで、水しぶきの三輪さんのガイドで天然ニジマス狙いである。この季節、すでに産卵に関係しないアメマスが遡上しているらしい。アメマスなら確実だが、アメマスは以前大釣りしたので、あえて今回は40cmクラスの天然ニジマス、それと運がよければヤマメ狙いである。

ところが三輪さんからは、この季節のニジマスは運次第とのこと。というのもこの季節は雨の増水で移動してしまうようで、この前、釣れても今日はダメということもあるかららしい。それを承知でお願いした。

まったくそのとおりで、前日までの台風の雨で魚が動いてしまったようである。川は札幌から2時間弱の鵡川(むかわ)である。札幌から近いニジマスの有名河川のようであるが、ウンスンであった。

北海道はこちらより1ヵ月季節が早いのですでに紅葉の盛りである。紅葉の中でのテンカラも久しぶりである。北海道となるとヒグマであるが、ヒグマのヒの字の気配もなかった。仮にあったとしても、日頃、クマは家の中で見慣れているので驚くことはないだろう。

翌日は日高山脈を越えてオショロコマの予定であったが、目的地がなんと大雨・洪水の予報で三輪さんの「中止! 総員撤退」の命令(三輪さんは元自衛官)で、泣く泣く ・・。

オショロコマはオチョロコマ、と子供でも釣れる魚と思われているようだが、近年では乱獲で激減し型も小さくなっているらしい。内水面漁協がなく、禁漁期間もない北海道では魚は獲り放題である。オショロコマがレッドデータブックに載らないことを望むばかりである。

北海道も暑かったのでほとんど半袖で過ごしたが、不思議なことに長袖の重ね着の人がほとんどで、中には厚いコートとエリマキで完全防寒している人もいる。暑くないのか!と思う。半袖でいたのは私と佐川急便の人だけだった。私がおかしいのかな。  

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ヒット(動画)

雨の後で流れが強い(動画)