超明快レベルラインテンカラがロシア語に

 

「超明快レベルラインテンカラ」(つり人社)がロシア語で出版されました。ウラジオストクのセルゲイが創りました。丸ごとロシア語に翻訳し、写真とイラストもそのままです。つり人社の本では写真はモノクロが大半ですが、すべての写真がカラー印刷で、しかも上質紙です。ロシア、といってもソ連時代の紙は悪評でしたが、この本はピカピカの上質紙でチカラの入れようがわかります。

肝心の、正しく翻訳されているか? 日本語を正しく翻訳するのは難しいと思います。まったくわかりません。読めません。誰かロシア語がわかる人がいれば連絡ください。1冊、差し上げます。

セルゲイからのメールではこの本によってテンカラがロシアの人に正しく伝わっているとのことです。ただ、一部から、毛バリについて反論があるようです。 ロシアの川と日本の川は違うので毛バリに関する理論はロシアでは通用しないという意見のようです。毛バリについての考えの違いは日本にもあることで、 食い違いは解消しないでしょう。

しかし、多くの人からは魚の視力などから、毛バリは重要ではないことに確信が持てたと好意的な感想が寄せられているようです。 セルゲイはキャスティングの理論がわかって、うまくキャスティングできるようになったそうです。

この本によりロシアでテンカラが普及することを願っています。

ナターシャは読んでくれるだろうか。ターニャと一緒にテンカラをする日が待ち遠しい。ミーシャ、待っていてほしい。いつかそちらに行くからね。