GW前半日記

 

今年の春は天候不順。暑い日と寒い日の寒暖の差が激しく、悪しくもGWは寒い周期に当たってしまった。

4月27日はニッシーさんと石徹白へ。そば垣さんとアジャリ君もその日、夜明けから高原川にいるので途中で情報交換。なんと高原川は雪が舞っているという。こちらは快晴なのでお気の毒なことと思いながら一路、石徹白へ向う 。途中からなんだか怪しいぞ。近づくにつれ晴れ→薄曇り→本曇り→くろ曇り。

9時半。着いた途端に、本当に着くのを待っていたかのように嵐のような風とミゾレ。倉上さんから「嵐を呼ぶ男」とホメられているが、本当にそうではないかと思うジャストタイミングである。 なお「嵐を呼ぶ男」で石原裕次郎とわかる人は階段ではなかった団塊の世代です。♪オイラが怒れば嵐を呼ぶぜぇ。

まったくもって一歩も車から出れない。30分ここで足止め。さしもの風も止んだ頃から今度は雨。ミゾレ混じりの氷雨。それが止まないのだ。気温はどんどん下がる。それでなくとも10cm高水なのに、この冷たい雨でさらに水温低下。チメタイ。当然、魚は水面まで出るような元気はない 。

沈ませたらモゾモゾとしたアタリでやっとイワナが。本当に寒い。インド人もびっくり、フライマンもさっぱり。夕マズメを待つまでもなく4時には早上がり。イワナ4匹とアタリ数回。以上。

翌28日は足助の「いろは釣具店」主催のテンカラ講習会である。場所は愛知県にもっとも近い長野県の根羽川である。ここが長野県と言われても、南北に 長ーーーい長野県。長野の由来は「長ーーいのぉ」から来ているということはナイ。むしろ三河文化圏である。 でも、長野だなと唯一感じるのがこの季節は花桃が満開なことである。ここから飯田にかけては花桃街道である。

なんだかんだで参加者は16名。遠路は奈良を朝2時に出た人、長野県大町から来た人・・・オオ待ちしていました。これに冷やかしで4名。この4名は終始、漁協のストーブの前を離れなかった のだ。ひたすらグタグタとクダを巻いていた。こらぁ釣りをせんかい。

この日も寒い。 風が冷たい。お決まりの講習を漁協前でするものの、水温低く、風冷たく、魚はいないという言い訳が揃った講習だったので、今年も講師が釣る所を見せることができず、むしろ、講師が釣れない講習会の記録を今年も更新したのでかえってホッとしたのであった。

昼食後、解散。各自、思い思いのところで竿を振る。いくつかの支流をまわり、参加者の状況を確認したが、幼児虐待で通報もののチビばかりのようだ。後日、参加者からその後の結果メールが多数あったので、それを総合すると、最も釣った人で10匹。18cmサイズがほとんどで最大で23cm。夕マズメになったらライズが激しくなったようである。

魚にもサングラスが必要なくらい抜けるような晴天だったので、魚も日中はまぶしくて、毛バリに反応するどころではなかったのだろう、と思うことにして、明日からいよいろ高原川3連チャンに突入だ。