仕掛け巻き二題

 

期せずして2つの仕掛け巻きが私に送られてきました。いずれも、2012テンカラサミット in ユタにおいて、アメリカのテンカラマンたちに和のテイストとして紹介してほしいというものです。

上の仕掛け巻きは武蔵野市の武田さんからのものです。節の部分のへこみを利用して、2連、あるいは3連に巻けるように作られています。直径は最大で約8cm。写真にはありませんが、大から小までなんと16個もいただきました。硬い節に切れ込みを入れるのはさぞ大変だろうと思います。竹の管束の模様がいい味を出しています。舐めたことはありませんが。

下は横浜の福田さんのアマゴ、ヤマメ、イワナの仕掛け巻きです。くりぬいた素材に磨きをかけ、その上に丁寧に彩色してあります。アクリルを塗り、さらにウレタンを2回塗ってあるので水に強いとのこと。アマゴ、ヤマメとイワナの眼が違っていて、アマゴやヤマメにはビューティスポットがあります。

お二人からはその他の作品も大量にいただいています。それらのうち一部を持って行ってチャリティにかけます。収益金はユタ州の河川保護基金に寄付されます。

もちろん、日本のイベントの際にも売って収益は震災寄付にします。目にする機会がありましたらぜひ買ってください。

武田さん、福田さん、ありがとうございました。