香嵐渓ライトアップ

 

香嵐渓(こうらんけい)は大学から30分にある観光地で、名古屋から1時間という近場の紅葉の名所。なのでこの季節は大渋滞になるのですが、仕事を終えてフラッと行ったこの日はスイスイと到着です。

よく聞かれます。香嵐渓って寒いところじゃないですか? なんで? 凍らんケ?というくらいだから。寒いのはギャグの方。

九州の新聞に香嵐渓紅葉ツアーというのがありました。おそらく各地からツアーが組まれていると思います。観光地はどこもそうですが、行ってみるまでの楽しみみたいなところがあります。山のあなたにはいいところがあるように思うのは誰も同じ。私も旅行パンフを見ながらまだまだ夢を見ます。どうせ夢だからなどと醒めたことは言いません。

しょちゅう行っているところで、かって鮎に夢中になった頃の漁場なので勝手知ったる香嵐渓。毎年、店を出している「いろは竹工所」の鮎のにぎり飯を食べるのが定番ですが、今年、永いつきあいだった店主が亡くなったので香嵐渓の出店を訪れるのもチカラが入らなくなりました。

亡くなると言えば、私の家系はどうみても長命の家系です。オフクロは100歳、オフクロの兄弟はみな90歳以上、オヤジの兄弟も90歳以上でした。オヤジは煙草を吸っていたので78歳でした。このまま行けば私も長命になりそうです。

となると、つきあいのある人が一人なくなり、あの人も、この人も、あの名人も・・みんないなくなって寂しい思いをするので、今から若い人とつきあっておけば、そんなことはないだろうと。若い衆、よろしくお願いしますだ。

ここにいく楽しみは紅葉よりも食べ物にあるので今年も鮎のにぎり飯のほかに、この季節、ここに来る中国人がつくる刀削麺と、水餃子を食べるのが定番コースです。

刀削麺の麺のもちもち感と、水餃子のジュルジュル感がいいですね。うまいと思います。ぜひ、と言っても今年はもう終わりです。今回はこれにみたらし団子ときなこ餅を食べてゲフでした。

香嵐渓のライトアップが終わるといよいよ冬到来です。