新しい年にむけて

 

誰しもが忘れることができない2011年もまもなく暮れようとしています。来る年が平穏であることを願うばかりです。初詣には震災で亡くなった方々へ手を合わせようと思います。

テンカラはTenkaraとして世界の釣りになろうとしています。今年はその兆しを強く感じた年でした。北の安曇野通信の桑田さんのブログをご覧ください。

年末になってウラジオストクのセルゲイから毛バリと仕掛け巻きが届きました。レノック(小口マス)用の毛バリに注目です。グレーリングと、小さいレノックには普通のテンカラ毛バリを使うようですが、レノックの大物狙いは深く沈める必要があり、そのときはこの毛バリらしい。すごく重く、これをドボンと振り込んで、底をゴロゴロ転がすのではないかと思います。

私はこの毛バリをクロスズメバチ毛バリと名付けました。仕掛け巻きは身近にあるスポンジを切った素朴なものです。もっとも今ではセルゲイは私から送った仕掛け巻きとレベルラインを使用していますが。

台湾のAlex(鄭さん)からは写真が。Alexは私が台湾のカシャ渓流でテンカラをしたときガイドしてくれた人です。どこからみても台湾人という顔です。写真は竹のテンカラ竿。六角の竹のフライ竿のように六角のテンカラ竿。スゲ口も竹。バンブーのフライロッドをガイドなしで使っているのだろうか。

今、中国にいるそうである。レノックの写真もありましたが、レノックは中国で釣ったものでしょうか。中国の東北部ならレノックがいるはずだから。

あっという間の一年でした。来年も遊んでください。テンカラを普及させ、テンカラをやるようになってよかったという人が一人でも増えるように頑張ります。余計なお世話という人もいますが、無視します。東日本大震災への復興支援、細々とですが続けたいと思います。

なお、この駄文を新年に読んだ方へ

新年明けましておめでとうございます。皆さまにとりましてご健勝な一年になりますように。今年もよろしくお願いします。