テンカラ・キックオフミーティング・レポート

 

写真:アマゴンスキー木村さん

2/19(土)名古屋のサンプラザシーズンズでテンカラ・キックオフミーティングを開催しました。土曜日開催ならと思ったのですが、仕事で参加できない、日曜ならという声が多く、結局75名の参加となりました。

09年の浜松でのテンカラサミット(1泊)で160名、昨年のスタートアップミーティングが100名なので、そろそろ賞味期限が切れたかなと思います。が、が、が、来年になるとなぜか賞味期限が伸びたりして。

遠くは群馬からMixiの高橋さん、がまかつフィールドテスターの小林さん、埼玉からは吉田毛鉤の吉田さん、 町田からはテンカラ王子が。

さらにおなじみの老眼テンカラ本舗の・・・? 誰だっけ。今年も紀州から竹株さんもブースを出してくれました。地元からはテンカラの鬼茶とテンカラ界随一の釣刻の春日さん。春日さんが多忙のため、お嬢さんが店を出してくれ、お父さんより評判がよかったことを一言付け加えます 。そしてアマゴンスキー写真館、北の安曇野渓流会のブースと、多彩でした。

今回、「超明快レベルラインテンカラ」を会場で販売しました。この日が全国一斉発売日でした。さっそく「超冥界レベルラインテンカラ」じゃないの?と倉上さんからチャチャが入りました。そうなんです。あの世にいったときに、三途の川でテンカラで釣る方法もそろそろ考えなければならない歳になったからです。

ところで本を売るためにミーティングを、という声がチラッと聞こえたので、そうではないことを一言。本を売れば儲かると思っている人が多いので印税について 。

通常、印税は価格の10%なのでこの本では150円/冊です。初版は3000部なので、もし全部売れたとして45万が収入になります。ここから源泉されます。さらに確定申告が必要なので、全部売れたとして38万程度と思います。3000部売れてほしいのですが、テンカラの人口などを考えると果たしてどうでしょうか。

本というのは映像や雑誌、ブログとは違います。映像は見る人の「感性」「フィーリング」といった言葉で表現できない要素、つまり感じ方によってどうとでもとれる部分が大部分です。

また雑誌やブログは読み捨てです。雑誌やブログの言葉を大事にとっておく人は少ないでしょう。

その点、本は言葉として残るものです。言葉にはどうとでもとれるフィーリングが入る余地はありません。それだけ言葉は重いもので、しかも本はそれが長い間保存され、あのとき、このように表現したという記録となるのです。

つまり、本はベストセラーになるほど売れるのなら収入になるのですが、小部数であれば精根込めた努力と、記録として保存される言葉の責任の重さに 、収入はとても見合うものではないのです。

テンカラを普及したい。自分の経験や考えを伝えたい。その手段としての本であって、それで収入を得ようなどという考えは毛頭ないのです。倉上さんも毛頭ないのですが。

同じようなことを竿でも。プロデュースしたシマノの竿をPR しているので1本売れるといくら入るのですか? 1円ももらってません。いい竿と思うからPRする。ただそれだけなのです。

ミーティングについては参加者がそれぞれのブログに載せていますので、そちらをご覧ください。まだあるかもしれませんが、とりあえず。

アジャリ

アマゴンスキー木村

テンカラの鬼

ムッシュの隠れ家「テンカラ編」

カリメロ放浪記

吉田毛鉤

道楽おやじの8輪生活

流れのままに2

Mixi oyakataさん

お茶テンさんの雑記帳