早期忘年会と東京トラウトカントリーの講習会

 

忘年会にしてはちょっと早い倉上軍団の集まりが11/13(土)に奥多摩でありました。軍団では12月の始めにもあるようで、忘年会の練習といったところでしょう。

奥様は色気づいていました。奥多摩は色づいて、今が紅葉の盛り。まず小菅川のフィッシングビレッジで軽くニジマス相手にジャブのつもりが、こういう魚を相手にする達人はいるもので、Gの男の五味さんはバカバカで、思わずひざまづいて手をあわせ教えを乞う気になりました。毛バリは18番くらい。そんなの持ってない。

夜は焼肉です。焼肉大好きのホルモン教徒としてはガッツリ食べるのが宗派の教えなので食べないわけにいきません。炭火と鉄板焼きの両方へ手の届くところに座ったことは言うまでもありません。

霜降り、カルビ、ホルモン、トントロもあるでよと、満腹になるまで食べました。もちろん、ノンアルコールのキリンフリーもね。これは3本飲みました。持参したわけでなく誰か気を利かせてくれたのですが、酔ってしまったので覚えていません。

明日、講師を務める吉田毛バリの吉田さんが、なんとダイコンとホルモンの赤みそ煮(これでいいのかな)を作ってきて、その場で温めて出してくれました。二日間かけてトロトロになるまで煮込むそうです。お母さんが銀座で料理の店旬菜アコを出しているその息子なので料理の腕は親にらみ、じゃなかった親ゆづりなのでしょう。

翌朝、顔を洗うとお肌はコラーゲンたっぷりで、倉上さんの頭のようにツルツルでした。洗面器にはうっすら油膜が。顔からしみ出した油なのです。

朝10時から講習会。水が高い。台風以来、ずっと高いようで、山がたっぷり水を含んでいるからでしょう。どうも、管理釣り場の講習は苦手というか、スレた魚を釣るテクニックが自分の中で法則化していないので、管理釣り場の釣り方は吉田さんにお願いして、いつものように一般河川の天然魚を釣るにはどうすればいいかという話とテクニックに終始。講習中、放流ニジマスは釣れませんでした。私のテクニックではダメなようです。

さすがは東京トラウトカントリーの支配人の堀江渓愚さんの師範代だけあって、吉田さんは申し合わせたように釣ります。こういう場所では魚は毛バリにすぐにスレてしまうので、毛バリ交換のタイミングと毛バリの選択について質問しました。

・毛バリの近くでパッとヒラを打つようであれば交換

・大きな毛バリを使っていれば、小さい毛バリへ

・黒い毛バリだったら白い毛バリのように

・ハリスを2m以上長くする

つまり、ラインの存在に気づかれないようにハリスを長くし、小さなチェンジではなく大きく変えてみる、これがコツのように思いました。

その後、倉上さんがビーズヘッドを引きまくった場所で、鈴木さんが18番で掛けていたので、私も真似したところ釣れたので、これは勉強になりました。

帰途は中央道を五味さんの車で陸送されました。対向車は数珠つなぎの渋滞。これがお決まりの週末風景なので、東京の人が遊びに出るのは大変だなと実感した次第です。

12月5日、埼玉県の川越でトラウトフェスタがあるので、近くの人、ぜひ来てください。まわりはフライマンだけのようで、テンカラに誰も来ないのではないかと、気が小さいけど胃は大きい私は早くも心配しているのです。